学童ホテル
PEOPLE

「体験格差」をなくしたい。 ホテルの遊休時間を、子どもたちの学びの時間へ  神戸発「学童ホテル」が開始から1年、 地域・企業20社超と“本物の体験”を創出  第3期生募集に向け、10月12・13日に体験・説明会を開催

非営利型一般社団法人ホロニックが運営する「学童ホテル」は、2026年11月から始まる第3期生の募集に先立ち、体験・説明会を開催します。

非営利型一般社団法人ホロニック(所在地:神戸市東灘区、代表理事:長田 一郎)が運営する「学童ホテル」は、2026年11月から始まる第3期生の募集に先立ち、10月12日(月・祝)・13日(火)に、ホテル セトレ神戸・舞子にて体験・説明会を開催します。

「学童ホテル」は、家庭環境などによって子どもの体験機会に差が生まれる“体験格差”を少しでもなくしたいという想いから、2025年、ホテルの休館日を活用してスタートしました。ホテルという非日常の空間を子どもたちの“第三の居場所”としてひらき、ホテルスタッフによる職業体験をはじめ、地域の生産者や企業、専門家などと連携しながら、学校や家庭だけでは出会えない“本物の体験”を届けてきました。

スタートから約1年が経過し、活動はホテルの中での体験から、地域や企業とつながる学び、そして子どもたち自身が考え、企画し、社会へ発信する挑戦へと広がっています。
第3期でも、さまざまな人や仕事、地域との出会いを通じて、一人ひとりの「やってみたい」「もっと知りたい」を育み、子どもたちの未来の選択肢を広げる体験を届けていく方針です。



■学童ホテル 第3期生募集「体験・説明会」概要
・日時:2026年10月12日(月・祝)・13日(火)
・対象:神戸市在住の小学3年生・4年生・5年生・6年生
※応募多数の場合は選考・抽選を実施
・参加料金:無料
・開催場所:兵庫県神戸市垂水区海岸通11-1 ホテル セトレ神戸・舞子内「別邸レジデンス」
・お問い合わせ:info@gakudohotel.or.jp

■体験プログラム内容
・10月12日(月・祝)1部:11:00~13:00
「海から拾った宝物!?海ごみハンター&キラキラ万華鏡づくり」 by さとうちほ先生
・10月12日(月・祝)2部:14:00~16:00
「たまごってどこからくるの?」by 北坂養鶏場(淡路)
・10月13日(火)2部:16:00~18:00
「おなか探検隊!子どものころからはじめる腸活」 by 兵庫ヤクルト
※1回約2時間(各回15名程度)

■当日スケジュール(所要時間約120分)
1. はじめの挨拶
2. 体験プログラム:ホテルのプロが教えるテーブルマナー体験
3. 特別体験プログラム(日時により内容が異なります)
4. 子ども:パティシエ特製おやつタイム / 保護者:第3期募集説明会
5. おわりの挨拶・終了
※各開催時間の30分前から受付開始となります。

詳細・予約申込は学童ホテル 公式ウェブサイトから確認できます。

子どもたちの毎日は「はじめて」の連続です。しかし、その体験機会には家庭環境による差があるのが現状です。学童ホテルは、こうした体験格差を少しでも縮めることを目的に、ホテル セトレ神戸・舞子を舞台にスタートしました。ホテルという特別な空間で、本物の仕事や人との出会いを通じて、子どもたちが自分の「好き」や「得意」を見つけられる場を提供しています。
さらに、子どもがいきいきと過ごす姿は保護者にとっての安心にもつながります。学童ホテルは、学び・体験・交流を育む“第三の居場所”として、地域に笑顔の循環の輪を広げていく方針です。

2025年、ホテル セトレ神戸・舞子の休館日を活用してスタートした「学童ホテル」。当初は、ホテル探検やベッドメイキング、シェフとの料理体験など、ホテルだからこそできる職業体験から始まりました。
その後、地域の生産者や企業、専門家など、多様な“大人”とのつながりが生まれ、食、自然、ものづくり、スポーツ、音楽、環境、仕事など、体験のフィールドはホテルの外へと広がっています。
さらに、体験を「与えられる」だけではなく、子どもたち自身が考え、仲間と話し合い、企画し、地域の人へ届ける活動にも挑戦。学童ホテルはこの1年間で、子どもたちが社会や地域とつながりながら、自分の「好き」「得意」「やってみたい」を見つける場へと成長を遂げています。



■「体験格差をなくす」「親の心と時間にゆとりを」

●すべての子どもに、豊かな体験を。“体験格差”をなくしたい。
家庭の経済状況や環境によって、子どもが得られる体験の量や質には大きな差があります。こうした“体験格差”は、学びの機会や将来の選択肢にまで影響を及ぼします。
学童ホテルでは、ホテルという非日常空間を活かし、地域の人・文化・自然とふれあう本物の体験を提供。すべての子どもに、心動かす学びと出会いの機会を届けます。

子どもたちの得る“体験”は、平等ではありません。
低所得世帯の3人に1人の子どもたちが、学校外の体験をおこなったことがないのが現状です。

保護者の体験がない場合、子どもの2人に1人が体験がない状態であり、保護者の体験がある場合は子どもの参加率は2倍になります。

体験格差を引き起こす要因には、経済格差・地域格差・保護者の経験や教育スタイルなどがあります。体験格差は、子どもの社会性の発達や階級、将来の職業にまで影響を与えます。
子どもの問題ではない環境要因によって体験が少ないと、子どもたちの可能性が狭まり、能力を十分に発揮できなくなってしまいます。

●親の心と時間に、ゆとりを。
共働き家庭や多子世帯が増える現代、子どもの放課後の過ごし方は、親にとって大きな課題となっています。
「仕事が終わるまで安心して預けられる場所がない」「子どもにもっと体験をさせてあげたいけれど、時間も余裕もない」といった声が多く寄せられています。
学童ホテルは、ただ子どもを預かる場所ではなく、安心して託せる“学びと成長の場”として、親の心にゆとりをもたらします。
また、子どもが充実した時間を過ごすことで、親自身にも「自分のための時間」や「一息つける余白」が生まれ、家庭での親子の関係も、よりあたたかく、前向きなものになっていきます。

外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標 4 . すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
4.1 2030 年までに、すべての女児及び男児が、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030 年までに、すべての女児及び男児が、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030 年までに、すべての女性及び男性が、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
4.6 2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
4.b 2020 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
4.c 2030 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。