農業人口7割減の時代に、料理人は何ができるのか 100年残したい食材に光を当てるコンテスト開催
一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会は、30歳以下の料理人および学生を対象とした「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2026」を開催します。
一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅/所在地:東京都渋谷区、以下 SRAジャパン)は、2026年7月20日より、30歳以下の料理人および学生を対象とした「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2026」を開催いたします。
第6回目となる本年のテーマは「フェア&ローカル(農業者・漁業者の支援と地産地消の推進)」。100年続いてほしいと思う生産者の食材を使い、その価値を料理という手段を通じて表現するレシピを募集します。
日本の食は、静かに崩れ始めています。食料自給率は約38%。農業従事者は40年で約7割減少し、その多くが高齢者です。このままでは、「作り手がいなくなる」だけでなく、「食材がなくなる」未来が現実になります。
また、世界でも農業従事者の割合は減少を続けており、特に生産国においては低賃金や不安定な労働環境が課題となっています。
だからこそ今、料理人に求められるのは「美味しさ」だけでなく、「選択の責任」。その美味しさが未来に受け継ぎたいと思えるものであるかも問われています。
そこで本コンテストでは食材の背景と向き合いながら調理することで、次世代の料理人としての軸を育む機会を提供します。
■募集概要
・対象者:
30歳以下の料理人、調理師・製菓衛生師養成施設の学生、 調理科高校生、料理研究家など(飲食店・宿泊施設従事者、出張料理人、講師等を含む/資格不問)
※事前に開催するセミナー(全4回のうち1つ)を受講すること。(見逃し配信の視聴でも可)
・公募期間: 2026年7月20日~8月31日
・ファイナリスト発表: 2026年9月16日(最大8名)
・最終審査(実食審査): 2026年11月23日(月・祝)@辻調理師専門学校 東京校
・表彰式: 2026年11月24日(火)@東京都内
■評価ポイント
・サステナビリティ「変える力」: 従来の食材選択、調理方法に対してどのくらいサステナブルか。
・バリュー「価値を伝える力」 : 産地の想いや地域の価値を、料理を通じて表現できているか。
・プレゼンテーション「魅了する力」: 調理テクニックが伴っているか、盛り付けが魅力的か。
■受賞者特典
<ファイナリスト(最大8名)>
・最終審査(実食審査)への参加
・2026年11月24日(火)開催「FOOD MADE GOOD Summit 2026」表彰式への招待(交通費支給)
・クオンクロップ株式会社との連携による、レシピの環境指標データの算出
・シェフおよび企業関係者とのネットワーキング機会の提供
・審査員からのフィードバックの提供
・農林水産省が推進する環境負荷低減の取り組みの可視化に向けた「みえるらべる」取得支援(ファイナリストのレシピに使用されたメイン食材の生産者向け)
<学生部門賞(1名)>
受賞者インタビューを実施し、メディア掲載
<審査員賞(最大5名)>
各審査員が「100年残したい」と思うレシピを選出
<最優秀賞(1名)>
愛媛県・四万十川源流域に位置する「森の国Valley」にて、リジェネラティブな食の源流を体験する1泊2日の美食ツアーに招待
■学びから始まるレシピコンテスト
「価値をつくる料理人」になるための実践講座も同時開催。
5月~7月にかけて、オンラインおよび東京・名古屋・大阪の会場で「サステナビリティ・マスター講座」を開催します。
受講修了後に応募を完了した方には、「FOOD MADE GOOD フェア&ローカル サステナビリティシェフ認定証」を授与します。
【FOOD MADE GOOD サステナビリティ・マスター講座(全4回)】
料理の腕だけじゃ勝てない時代へ。価値をつくる料理人になる4日間
セミナーお申し込みはこちら→ https://peatix.com/event/4977557/
■応募・詳細情報
2026年7月上旬公開予定
https://foodmadegood.jp/gennext2026-vol6/
■審査員
・杉浦 仁志氏(SRAジャパン プロジェクトアドバイザーシェフ)
・加藤 峰子氏(資生堂FARO シェフパティシエ)
・曽我部 俊典氏(ザ・キャピトルホテル東急 総料理長)
・岩澤 正和氏(PIZZERIA GTALIA DAFILIPPO オーナーシェフ)
・田中 佑樹氏(伊勢すえよし 店主)
■主催・協力
主催: 日本サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)
特別協賛: 株式会社サン・クレア「森の国Valley」、辻調理師専門学校
協力: 公益社団法人全国調理師養成施設協会、クオンクロップ株式会社、料理王国、辻調理師専門学校、名古屋調理師専門学校、東京山手調理師専門学校
同協会は、食のアカデミー賞と称される「世界のベストレストラン50」でサステナブル・レストラン賞の評価も行う英国本部と連携し、格付けやキャンペーンを実施。サプライヤーやレストラン、消費者コミュニティの構築を通して、フードシステムの課題解決に取り組み、食の持続可能性を推進しています。
所在地: 東京都渋谷区渋谷3丁目1番9号 Yazawaビル4階
代表理事: 下田屋 毅
公式サイト: https://foodmadegood.jp/
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
4.1 2030 年までに、すべての女児及び男児が、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。 4.2 2030 年までに、すべての女児及び男児が、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 4.3 2030 年までに、すべての女性及び男性が、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 4.6 2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。 4.7 2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。 4.b 2020 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。 4.c 2030 年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。