世界海洋デーにトップシェフ29名が集結。”海の未来”を料理で伝える1日「ブルーフェス2026」。初のオリジナル商品の発表も。
シェフチーム一般社団法人Chefs for the Blueは、6月8日「世界海洋デー」に日本を代表するトップシェフ29名が一堂に会し、魚介料理を楽しみながら海の未来を伝えるイベント「ブルーフェス2026」を開催します。
日本の海の生産量がピーク時の3分の1以下まで減少するなか、「このままでは魚が食べられなくなるかもしれない」と活動を開始したシェフチーム一般社団法人Chefs for the Blue(本社:渋谷区千駄ヶ谷/代表理事:佐々木ひろこ)は、今年10年目を迎えます。この節目の年の6月8日「世界海洋デー」に、日本を代表するトップシェフ29名が一堂に会し、魚介料理を楽しみながら海の未来を伝えるイベント「ブルーフェス2026」を開催します。またあわせて、サステナブルシーフードの普及を加速させるChefs for the Blue初となるオリジナル商品の発表も行います。
今年で2年目となる本イベントは、同法人のメンバーであるトップシェフ達が毎年1度、世界海洋デーに集合する大規模イベント。渾身の魚介料理や、シェフと様々なゲストとのトークセッションを通じて、海に育まれた豊かな食を存分に楽しんでいただくことはもちろん、日本の海や水産業の現状をお伝えします。
・一日限りの豪華共演。料理ジャンルや店舗の枠を超えたトップシェフ29名による夢のコラボレーションによる、ビュッフェとディナーコースを提供します。
・サステナブルなシーフードを美味しく体感。国際漁業認証を取得した漁業者による大西洋クロマグロをはじめ、水産資源の管理に取り組む漁業者の水産物や、資源量が豊富にある魚種、低利用の魚種などを使い、様々な料理ジャンルのシェフたちがこの日のために特別に考案した渾身の魚介料理を提供します。
・料理人による社会変革の最前線。農林水産大臣への政策提言など、キッチンの外でも精力的に活動を続けるシェフたちが、漁業者や社会起業家をゲストに迎えてクロストーク。「海の今」を感じつつ、今年活動10年目を迎えるChefs for the Blueのこれからを展望しながら「海の未来をつくる社会変革」を語ります。
・Chefs for the Blue初となるオリジナル商品を当日お披露目。料理人の創造力で、資源管理された魚や低利用魚・部位などに新たな価値を付加し、サステナブルシーフードに新たな収益モデルを提示します。
イベント名:THE BLUE FEST(ブルーフェス)
開催日:2026年6月8日(月)
共催・会場:青山グランドホテル
内容:
①ビュッフェ(ランチタイムとディナータイムの2部制)
料理ジャンルや店舗の枠を超えたトップシェフたちが、2人1組になって当日限定のコラボレーションでお皿を提供。極上のサステナブルシーフードを体感いただけます。
●時間/定員:
ランチタイム:11:30〜13:30(受付11:00〜)定員110名
ディナータイム:19:30〜21:30(受付19:00〜)定員110名
●場所:4F「BELCOMO」
●参加費:25,000円(税込/料理+ドリンク)
●参加シェフ:
【シンシア】石井真介、【八雲茶寮】梅原陣之輔、【クラフタル】大土橋真也、【恵比寿えんどう】遠藤記史、【アムール】後藤祐輔、【日本橋蛎殻町すぎた】杉田孝明、【ドンブラボー】平雅一 、【慈華】田村亮介、【コンヴィヴィオ 】辻大輔、【ラ・ボンヌ・ターブル】中村和成 、【中むら食堂】中村拓登、【リストランテナカモト】、【コケ京都】中村有作、仲本章宏、【レーヌデプレ】中原文隆、【ビストロ64】能田耕太郎、【鰻はし本】橋本正平、【てのしま】林亮平、【パーラー江古田】原田浩次、【チェネッタ・バルバ】藤田紘一、【御料理ほりうち】堀内さやか、【レストランMOTOÏ 】前田元 、【ラペ 】松本一平、【ラチュレ】室田拓人【チョンプー】森枝幹 、【鮨やすみつ】綿貫安秀
②トークイベント
以下3つのテーマでのトークを展開。29名全シェフが集合してのフォトセッションも行います。司会は、Chefs for the Blueの教育プロジェクト「ブルーキャンプ」卒業生で、ミス日本「海の日」にも選ばれた野口絵子が担当します。
●時間/定員:14:30〜16:00(受付14:00〜)定員80名
●場所:4F「BELCOMO」
●参加費:5,000円(税込/オリジナル商品のお土産つき)
サステナブルシーフード10年の歩みとこれから
社会に新しいコンセプトを提案するチームとして、今後の展望やチャレンジを社会起業家のゲストとともにディスカッションします。
登壇者:【シンシア】石井真介、【日本橋蛎殻町すぎた】杉田孝明、【チェンチ】坂本健、Chefs for the Blue 佐々木ひろこ、
ゲスト:マザーハウス代表取締役副社長 山崎大祐
シェフ×生産者セッション
生産者の語る水産現場のリアルと、その思いや現実を料理を通じて表現するシェフ達のクロストークをお届けします。
登壇者:TBD
初のオリジナル商品の発表と開発裏舞台
家庭で味わえるサステナブルシーフードを、トップシェフ達が本気で向き合って開発したChefs for the Blue念願のオリジナル商品を発表。レシピ開発を担当した3名のシェフが語ります。
登壇者:【ノーコード】米澤文雄、【慈華】田村亮介、【恵比寿えんどう】遠藤 記史
③コラボレーションディナーコース
約10年間、世の中にその言葉すらなかった頃からサステナブルシーフードを世に発信し続けたChefs for the Blue。そのメンバーシェフたちが、会場となるロッシのシェフがコラボレーションし、ここにしかない、海の未来を感じるレストランをお楽しみいただきます。
●時間/定員:19:30〜22:00 (受付19:00〜)定員40名
●場所:20F「Rossi」
●参加費:40,000円(税込/料理+ドリンク)
●参加シェフ:【メログラーノ】後藤祐司、【チェンチ】坂本健、【ロッシ】椎野翔平、【ドロワ】森永宣行、【ノーコード】米澤文雄
日本は海に囲まれた島国という立地から、古くより魚介を使った料理が豊富で、世界でも有数の洗練された魚食文化を築いてきました。一方で、2023年の漁業・養殖業生産量は383万トン(※1)と、ピークだった1984年の1,282万トン(※2)と比べて1/3以下に落ち込んでいます。私たちの食文化の根幹をなす魚が、このままでは食卓から消えてしまいかねない状況です。
同法人は日本の食文化継承を担うトップシェフチームとして、この海の課題に2017年から全力で向き合ってきました。漁業現場を真に変え、海の豊かさを取り戻し、食文化を未来につなぐためには、流通事業者から小売事業者、飲食店や生活者まで、水産サプライチェーン全体で変わっていく必要があります。
今年で活動10年目を迎える同法人は、これまでイベント等を通じた一般生活者への海の持続可能性に関する啓発や、飲食業界の底上げを行うためのコミュニティ運営、次世代を担う学生向けの教育プログラムの提供、そして政府への政策提言などを行ってきました。
注釈:
※1:令和6年度版『水産白書』
※2:農林水産省統計部「漁業・養殖業生産統計」
外務省 SDGsサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標14 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
14.1 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。 14.2 2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。 14.3 あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し対処する。 14.4 水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する。 14.5 2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する。 14.6 開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する**。 **現在進行中の世界貿易機関(WTO)交渉およびWTOドーハ開発アジェンダ、ならびに香港閣僚宣言のマンデートを考慮。 14.7 2030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる。 14.a 海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う。 14.b 小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する。 14.c 「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する。